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企画書での効果的な「色」の活用法

企画書作成の時には、色の選択をシンプルにするべきだということが鉄則です。1色、2色を使うことが効果的ですが、せっかく厳選した色をどこに使ったら効果的な企画書が作成できるでしょうか?

普通に考えれば、目立たせたい文字や図に使うということでしょう。しかし、目立たせたい文字を色で表現するのは、実は「あまり目立たない」ということです。

新聞紙面や辞書のページなどのように、文字が一面埋め尽くしているような文書では、目立たせたい文字を色で表現するのは効果的です。

しかし、一般的に企画書の1ページは文字で埋め尽くされることはありません。そのため、目立たせたい文字の周りに余白をたくさん設け、文字を太めにし、文字サイズを上げるほうが目立つとされています。

そこで、色は目立たせたい文字の周辺に「誘導するための色」として使うほうがいいでしょう。たとえば、項目の文頭に置く●や■を色で表現するなどです。

色は目立たせたい内容へと誘導したり、文章の構造を理解させるための手助けとして使うことが効果的なのです。