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効果的な企画書での「メリハリのつけ方」

情報を表示する場合、列挙したものはすべて同じ分量の情報を表示しなければならないという考えがあるかもしれません。しかし、説得を目的にした文書の場合、強調したい点を明確に伝えるということが大切です。そのため、情報の重要度を考え、メリハリをつけたレイアウトをするようにしましょう。

ましてや、必要のない情報まで関連情報として記載するようなことはやめましょう。文書に載せる情報はすべて説得を支える情報であり、極限まで情報をそぎ落としていくのです。大げさにいえば、一言一句すべてがなくてはならない、必要不可欠な存在になっていないといけないのです。それこそ「しかし」という接続詞がなくても、通じるならば切り落とすべきです。

成功している製品やブランドの多くはコンセプトが極めてシンプルだということです。簡単に説明でき、誰もが簡単に理解できるというレベルまでそぎ落とし、必要不可欠な情報だけに煮詰めれば、その文書は「優秀な」ものだと、読み手に伝わるでしょう。